第126回 いとしま弁講座 part3

糸島医師会病院のホームページは ☞こちら 糸島弁講座、第 3 回です。 今回は体の部位を表す言葉を紹介したいと思います。 「へき」 「背中にある肩甲骨の内側」を指します。 肩こりがある場合に「へきが痛い」と言われることが多いです。 具体的には僧帽筋という肩周囲にある筋肉を指しているようです。 「つぶし」 これは「膝」のことです。 他の地域にも似た言葉がありますが「もも」や「かかと」など指す部位は色々なようです。 糸島ではほぼ 100% 「膝」を指しますのでご安心を。 「ひざぼんさん」 これも「膝」のことですが、とくに膝蓋骨(膝のお皿)の部位を指します。 「ひざ小僧」「ひざ坊主」とも言いますが糸島では「ぼんさん(坊さん)」が多いです。 由来は「デコボコした見た目が顔に見えるから」「膝だけ擦れて毛がないから」等 諸説あるようです。 これらの言葉は痛みが出やすい部位でもあるので、 リハビリ中などによく耳にしますね。 それではまた第 4 回をお楽しみに! K.S