第110回 いとしま弁講座 part1




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こんにちは

今回は糸島弁のご紹介です。


糸島弁と言っても糸島以外に住まれているとピンとこない方が多いのではないでしょうか。

実際、糸島に住んでいても若い人にはあまり使われなくなってきているようです。

しかし、病院となると話は別です。

病院に勤務していると、患者さんには高齢の方も多いためグッと耳にする機会が増えます。

当ブログでは、職員がよく耳にする糸島弁をシリーズで紹介していこうと思います。


糸島市は、福岡県福岡市と佐賀県唐津市の間に位置しています。

そのため、「博多弁や唐津弁(佐賀弁)に似ている、でも少し違う?」というような

言葉やイントネーションになっています。


それではさっそく...

「よい」

これは、人を呼ぶときの掛け声「おい」の意味です。

遠くの人を呼ぶ場合は「おーい」と同じように「よーい」と伸ばして叫びます。

当院でも廊下を歩いていると「よーい」と声を掛けられることがしばしばありますが、

決して「良い」の意味ではありませんので、すぐに駆け付けないといけませんね(;^_^A


では「良い」はというと...

「よ」

これはあまり単体では使われません。

「よございまっしょう。」(良いでしょう)・「よござす。」(良いです・分かりました)

というように少し丁寧な言い回しで使われます。


次も短く...

「ま」

これもよく使われる副詞で「もう」の意味です。

「まいっぺん」というと「もう一回」、「まちっと」というと「もうちょっと」

というように組み合わせて使われます。


こうしてみると若者が使う略語のようにも見えてきますね。

それでは、また次回もお楽しみに。


K・S


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