第132回 いとしま弁講座 part4

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糸島弁講座、第4回です。

今回は病院に来られる患者さんからよく聞かれる言葉を紹介します。

 

「やきやきする」

これは「火照っている・熱をもっている」ことを指す言葉です。

皮膚の炎症や関節の腫れがある際などに使われる方が多いですが、

胸やけがある場合には「胸のやきやきする」とも言います。


続いてはまとめて2つ、

「しろしか」

これは「苦しい・つらい・きつい」の意味です。

「やおいかん」

こちらも同じように「苦しい・つらい・大変」を意味します。

体調面を表す以外にも幅広く使える表現ではありますが、

病院においては絶対に聞き逃せない言葉ですよね。

 


病院では検査することも大事ですが、

まず患者さんから症状を伺うことが診察の第一歩になります。

そのためにも方言を細かなニュアンスまで理解しておくことも大切ですね。

 

それではまた第5回をお楽しみに!

K.S

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